N様より素敵なお写真をいただきましたのでご紹介です。
今回お出迎えいただいたのは、1920年頃フランスのアールヌーヴォーダイニングテーブルとプチポワンスツールの2点。
どちらも実はとっても珍しいアイテムなのです。
ダイニングテーブルはなんといっても足元の美しい彫刻が印象的。
もともとは非常に豪華なダイニングセットの一部であったテーブルで、なかなか単品で出回ることのないクラスのお品です。
アールヌーボー(アールヌーヴォー・art nouveau)とは、1800年代末頃から1900年代初頭までの間に興った芸術運動で、家具にも影響をもたらしました。
流麗ともいえる華やかで芸術性高いアールヌーボーは、アンティークの中でも人気のデザインの一つです。
元々の数が少なく、それほど多くが出回っていないこともあり、アールヌーボーのアイテムはなかなか見つからないお品と言えます。
プチポワンのスツールも、テーブルを見に来ていただいた際に店頭で一目惚れして即決いただいたものです。
こちらのお写真ではスツールの足元は映っていませんが、非常に珍しいデザインで私どもも長年買付をしていて初めて見たデザインでした。
アンリ2世様式のレザー張りチェアやカットガラス(切子)の花瓶など他の調度品たちも、それぞれ素敵ですね。
こんな素敵なお部屋に当店のアンティーク家具を仲間入りしてもらえて嬉しいです。
快くお写真をお送りくださいましたN様、改めましてありがとうございました!