先日フランスのナイトテーブルのお写真もご紹介させていただいたA様より、またまた素敵なお写真をいただきましたのでご紹介です。
今回A様にお出迎えいただいたのは、フランスの彫刻家具で、1900年頃のアンティークチェアです。
まるで小説の挿し絵のような、物語を感じる彫刻に思わず見入ってしまいますね。
飾っているだけでも絵になるような不思議な魅力があります。
A様にも、見るだけで心が豊かになり、まるで美術館の作品を眺めているようだと、素敵なお言葉をいただきました。
フランス北東部(ブルターニュ地方)に見られるデザインで、スピンドル(糸巻の軸)を使ったデザインやケルトの人々の生活風景の彫刻などが代表的な特徴と言えます。
ダークカラーのものが圧倒的に多い印象です。
チェアという小ぶりなアイテムでありながら、そうしたブルターニュの特徴を良くあらわしたものだと思います。
当店ではかなり力を入れて探していて、元々が希少なお品の中でも厳選して買い付けております。
こうしたスタイルのキャビネットなどに比べて、チェア類は少し見つかりにくいアイテムのひとつであったりします。
こうして大切に使っていただける方のお家にお出迎えしていただけたことが何より嬉しいです。
快くお写真をお送りくださいましたA様、改めましてありがとうございました！
