私どもはヴィンテージと呼ばれるような家具たちではなく、100年以上の歴史を歩んできたアンティーク家具を輸入し、修復、販売をしているお店です。
さて、ヴィンテージとアンティークの違いは何かというと、ひとつざっくりとした基準として、造られた時代から100年経過しているものがアンティークと呼ばれるものです。
100年に満たないものがヴィンテージということですね。
なんとなく両方とも言葉は聞いたことがあるけれど、その違いについてはよくわからないという方も多いかと思います。
年数で区切っている、なんだそれだけのことなのか~と思われてしまうかもしれませんが、その線引きにはなかなか面白い違いがあります。
その違いは実際に私どもの扱っているアンティーク家具を見ていただくのがいいかもしれません。
新品家具やヴィンテージ家具には見られないような、唯一無二の家具たちがひしめきあっている光景を見れば言葉では説明しきれないアンティーク家具という定義を肌で感じてもらえるのではないかと思います。
私どもはそんなアンティーク家具に特化して買付を行い生活の中に取り入れられるよう修復しお届けする、アンティーク家具店です。
私たちの最大の強みは何と言っても圧倒的な品揃えです。
私どものお店はもはや倉庫と呼ばれるような建物。
広すぎて、さらにはエリアが多すぎて、その全貌を写真に収めるのは不可能なほど。
初めてご来店いただいたお客様におっしゃっていただけるリアクションNo.1は、
「こんなにアンティークがあるのは見たことない! 」
こんなところがあるなんて!と喜んでいただけると、私どもまで嬉しくなってしまいます。
イギリスやフランス、オランダから厳選して集めた家具たちがズラリと並ぶ自慢の大きな店内では、お客様自身が現地へ買付に来たかのような体験をしていただけるはず。
創業当初は業者様への卸し販売を行っていました。
個人のお客様に販売するようになったのはまだ近年のこと。
卸価格での販売ポリシーを現在まで受け継ぎ、現地で安く買えたものは安くご提供する、を徹底したまま、日本最大級の在庫数でありながらリーズナブルな価格でアンティーク家具を提供し続けています。
それでいて、商品の価格には修理代金も含まれています。
20年以上の経験を持つ専任レストレーションスタッフが、アンティーク家具が初めてという方にも安心してお使いいただけるようメンテナンスしています。
もちろん、何年後であっても当店がある限り、アフターメンテナンスやご相談もお受けしております。
また、修復工房や技術をお持ちの家具店様などには修理を行わない代わりに、より安価なお取引もご提案させていただきます。
ここまで大規模にアンティーク家具を在庫している店舗は日本でもなかなかないと思っています。
海外の家具を扱っているので港の近くにあるのかな?というイメージを持っていただく方も多いのですが、私どもは滋賀県甲賀市の信楽町にお店をかまえています。
海には隣接していない、どちらかというと山々に囲まれた田舎らしい風景が広がる町です。
信楽(しがらき)と言えば、陶芸の信楽焼きが有名ですね。
お店の入口などに置かれている笠を被ったたぬきの置物をどこかで目にしたことはありませんか?
あのたぬき達はここ信楽で造られたものなのです。
街中には数えきれないほどのたぬきたちが並んでいて、とても不思議な光景が広がっています。
一歩住宅街に入れば、陶芸作家のアトリエや窯があったりと生活と文化が一体となっている町であることがわかります。
陶芸の美術館があったり、信楽焼きを使った器や茶器で食事を楽しめるカフェがあったり、陶芸体験ができたりと、歴史と文化を大切にしている町です。