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カップボード

イギリス

オーク材

1920年頃

横幅：107cm　奥行：46cm　高さ：187.5cm(天板高93cm)

棚部分の背板にも無垢材が使われた、味わい深い雰囲気のカップボードです。
イギリスアンティーク家具らしい落ち着いたカッコよさがありますね。
前脚のツイスト部分も起伏があり、ネジネジも細かめ(巻き数が多いとも)のツイストで独特の雰囲気があります。
オーク材の杢目も美しく、落ち着いたお色もなんとも言えず魅力的です。

カップボードは、飾り棚兼収納として定番的人気のお品です。
上が飾り棚で、下が収納になっているというのは、非常に使いやすいと言えるのではないでしょうか。
趣味のクラフト作品を飾ったり、イヤープレートやカップアンドソーサーを飾ったり、リビングやお玄関に人気です。
棚部分にはお皿を立てやすいようになっているものがほとんどです。
このお品も小さな横棒がつけられていて、お皿が滑らないようになっています。
お店の陳列棚として使われることも多いお品です。
ケーキ屋さんで焼き菓子やジャムを並べたり、雑貨屋さんなどで小物を並べたり、お店をアンティークで可愛らしい雰囲気を出してくれます。

ツイストは日本では挽物(ひきもの)や木ろくろなどと呼ばれ、現地ではウッドターニング呼ばれる、木材を回転させて、そこにノミのような刃物を当てて彫る技法です。
ツイスト(バーリーシュガーツイスト)はウッドターニングの中でももっとも有名ともいえるデザインです。
バーリーシュガーとは糖をねじったお菓子の名前に由来するそうです。
時代によって様々なウッドターニングのデザインが生み出され、アンティーク家具に多様性を与えてくれました。
こうして回転させて加工する技術自体は、古代エジプト(諸説ありますが紀元前3世紀頃)までさかのぼるとか。

扉部のデザインはリネンフォールドと呼ばれるチューダー様式でも代表的と言えるデザインを取り入れたものです。
チューダー様式(16世紀頃から)はゴシックデザインに強い影響を受けた、イギリスアンティーク家具のデザインの元となったとも言えるような伝統のデザインです。
リネンフォールドもそうしたイギリスアンティーク家具の定番のデザインの一つと言えます。
扉収納の下に棚板がついているのも魅力です。

上下に分割できるので、搬入も問題ないかと思います。
天板にキズ、上部側面にひび割れ、所々に虫くい跡がありますのでお写真でご確認ください。

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商品保全上、複数個口でのお届けとなり、組み立てが必要になります。

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当店ではご注文後に商品のお手入れしております。
ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。

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