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シェラトン様式 チルトトップテーブル

イギリス

マホガニー材

1920年頃

横幅：102cm　奥行：100cm　高さ：75cm
収納時 横幅：102cm　奥行：65cm　高さ：135cm

マホガニー材の上品な雰囲気も魅力のテーブルです。
1本の柱に3本の足というのは当店で扱うアンティーク家具の中では珍しいものと言えます。
天板高はダイニングテーブルと同じくらいかわずかに低めくらいですかね、使いやすい高さだと思います。
丸型の天板で、おおよそ直径1メートルというのもめったに見ないものですね。

天板を立ち上げることができる、チルトトップテーブルとも言われるタイプになります。
もう少し大きめサイズになるとルーテーブルとも呼ばれますかね。
LOO(LANTERLOO)と呼ばれるゲームをするために造られたのが始まりだとか。
ルーテーブルはインレイ(木目などを使って図柄を作り出す装飾)がされていることが多いですかね。
すっきりとした印象のチルトトップとより存在感のあるルーテーブルとも言えるかと思います。
どちらにしてもアンティーク家具以外ではあまり見ないものと言えるかもしれないですね。
ダイニングテーブルよりはやや低めサイズのサイドテーブルタイプのものが多い中で、足先に突起がつけられていることでダイニングテーブルと同じくらいの高さとなっているのもポイントです。

デザインのスタイルとしてはシェラトン様式になります。
トーマス・シェラトン(1751-1806)はイギリスアンティーク家具の世界では大変有名なデザイナーです。
これまでの様式(家具デザイン)が自然発生的というか、生み出した個人がいなかった(少なくとも着目はされなかった)中で、トーマスチッペンデールやジョージヘップルホワイトなどの有名デザイナーが生み出されました。
特徴を一言で表すのは難しいですが、この脚の曲線具合などはシェラトンさんらしさだと思います。
このお品から見てもさかのぼること1世紀分になるので、いかに有名で偉大な方かというのがうかがえますね。
構成にも名を残してこそとも言えるので、いかに普遍的に魅力的なデザインを生み出したかとも言い換えることができるのかもしれません。
時代とともに洗練と変遷を重ねたデザインとはまた違った良さもあるような気がします。

天板にニスハゲと反り、天板下の幕板にハリ材の浮きとキズ、柱にひび割れ、足先にひび割れ補修がありますのでお写真でご確認ください。

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ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。

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