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サイドボード

イギリス

オーク材

1920年頃

横幅：153cm　奥行：52cm　高さ：81cm

貫禄ある風情のサイドボードです。
サイズやデザインも特徴的で、あえてつけられたキズや荒っぽさのある彫刻が味わいを演出しています。
背板などにも無垢材が使われた重厚感のあるお品です。

イプスウィッチとも言われるスタイルのもので、イギリスでは有名な家具の産地でもあります。
ゴシックスタイルに影響を受けた、イギリスの伝統的なデザインは非常に人気があります。
16世紀頃のチューダー様式はイギリスアンティーク家具のデザインのもととなったとも言われますが、その伝統をそのまま受け継いでいるデザインです。
イギリスらしい、引き締まったかっこよさがありますよね。
年代以上の古めかしい印象で、アンティーク家具らしい魅力を感じます。
扉部分のアーチの装飾にゴシックの特徴が良く表れています。
横幅広めのサイズに対して扉2枚の大きめの扉であることで、アーチにも迫力がありますよね。
アーチの頂上に配置されているのはチューダーローズでしょうかね、この部分に植物が配置されているのはかなり珍しいことだと思います。

イギリスアンティーク家具のサイドボードとしては大きめの横幅といえるでしょうかね。
120cmくらいのお品が一番多いですかね、それ以上は大きくなるほど数が少なくなります。
このサイズならではの存在感がこのお品の魅力の一つだと思います。
前述のようにこの横幅で扉2枚で構成されているというのが特徴的です。
ほとんどは扉3枚か、左右に扉で中央に引き出しが配置されています。
これだけの大きな開口部であることで内部も見渡しやすいように思います。
2枚の扉に対して、引き出しは3つついているのも対比として面白いところです。
引き出しと引き出しの間には柱が入ることがほとんどで、このお品のように引き出しの前板だけが並んだデザインである点も面白いですよね。
高さも個性的で、一般的なアンティークのサイドボードよりやや低めになっています。
定番的なサイズは95cmくらいでしょうかね、15cmほど低くなっています。
脚が短いことも独特の重厚感につながっているように思います。
お店のカウンターとしてのご使用も良いかと思います。

扉にはアンティーク調の取っ手をお付けしております。
無垢材であえて荒っぽく作られていることもあり、底板などの無垢材の継ぎ目にすき間があります。
天板にニスハゲとキズ、背面にひび割れがありますのでお写真でご確認ください。

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当店ではご注文後に商品のお手入れしております。
ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。

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