アンティーク家具のフレックス-日本最大級の品揃えと激安卸価格

トップページ > アンティーク家具 ウェブサイト商品一覧 日本最大級の品ぞろえアンティークフレックス

トップページ > 新着アンティーク家具

トップページ > アンティーク家具 サイドボード・キャビネット > アンティーク家具 キャビネット > キャビネット・幅130センチ以上

アンティーク家具 キャビネット 65134

アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134アンティーク家具 キャビネット 65134

image

imageimageimageimageimageimage
アンティーク家具 キャビネット 65134
拡大 Prev Next


品番

65134

品名

キャビネット

原産国

フランス

材質

オーク材

年代

1910年頃

サイズ

横幅:149cm 奥行:55cm 高さ:212cm

商品について


非常に特徴的なデザインにアールヌーボーの影響を感じるキャビネットです。
直線を主体としながらも要所要所に曲線を使うことで、独特の雰囲気を演出していますね。
とりわけ個性を感じるのは左右の扉部分の細さであり、この部分が細いことで横幅で約150cmという小ぶりサイズになっているのは置き場所的にも大きなメリットだと思います。

アールヌーボー(アールヌーヴォー・art nouveau)とは、1800年代末頃から1900年代初頭までの間に興った芸術運動で、家具にも影響をもたらしました。
ガラス工芸で有名な、エミールガレも家具のデザインをしていたこともありました。
流麗ともいえる華やかで芸術性高いアールヌーボーは、アンティークの中でも人気のデザインの一つです。
様々な芸術を取り込んだもので、日本の芸術(ジャポニズム)も影響を与えたと言われています。
工業化・大量生産化が始まりつつあった時代に、装飾性の高く、製造コストも高いアールヌーボーは、次第に姿を消してしまうことになります。
職人の手仕事の時代が消えてしまう前に、こうした芸術運動がおこったことは、幸運であり、手仕事の良さを残そうとした芸術家たちによる必然だったのかもしれないですね。
元々の数が少なくそれほど多くが出回っていないこともあり、アールヌーボーのアイテムは年々さらに見つからないお品になってきています。

立体的ともいえるような果物の彫刻がされているのもこの頃の特徴といえるでしょうかね。
アールデコでも見かけることが多いので、アールヌーボーでしか見かけないとは言えず、流行はある日を境にぱっと切り替わるのではなく、ゆるやかに移行していくことを表しているのだと思います。
イギリスではアーツアンドクラフツ、ドイツではユーゲントシュティールと呼ばれるなど、狭義にはそれぞれの個性がありますが、広義にはアールヌーボーという呼ばれるなど定義づけが難しいですね。
そうしたグラデーションがいろいろとあるために明確なアールヌーボーというものが文章だけではなかなか説明しづらく、私としても経験と感性からそう感じる部分をお伝えしてる面もあります。
クィーンアン様式の脚やゴシックのフランボワイヤン(火焔式)のような明確な特徴をもってアールヌーボーと断言できないところが難しいんでしょうかね。
家具や建築のデザインはこれまでの様式の積み重ねと工具や工法の革新、社会背景などによって変遷していくのでほんとに深いなと思うところです。
そんな歴史の語り部となるようなアンティーク家具たちをもこれからもご紹介できればと思います。

お話が逸れてしまいましたので、ご紹介のお品に戻りますね。
左右に細長い扉がついているのがこのお品の大きな特徴だと思います。
大型のキャビネットでこれだけ細い扉がついていることはまず見ないものといえます。
収納量としてはそれほどとなってしまいますが、この部分があることで中央の複雑な造りのキャビネットを支える柱のような意味合いがあります。
家具の屋根部分は起伏のあるものはあっても、基本的には一つのつながった部品になっています。
このお品のように左右と中央でそれぞれの屋根を持つデザインはアンティーク家具の中でも珍しいものといえます。
多くの場合は大きめのミラーや中空棚の上に扉がついてその中空部分に柱がついていることがほとんどですかね。
左右の扉と中央の観音開き扉の合計4枚の扉で構成されたキャビネットでこのような構造になっているものはアールヌーボーのお品で何度か見たくらいでしょうかね。
アンティーク家具に詳しい方が見るとおっとなるようなご縁なしでは出会えないお品だと思います。

中央上部扉内の棚板と背板に作り替え、ミラーに腐食、大理石角にカケ、左扉内底板に合わせ目の隙間、足先にカケ、側面にひび割れがありますのでお写真でご確認ください。

送料例

宅配業者では送れないお品となります。
弊社でいつも使っておりますアンティークの扱いに慣れた引越屋さんに見積もりいたしますので、お届け先市町村名と納期を明記の上、お問い合わせください。


配送について詳しくはこちらをご覧ください。

安心のメンテナンス

当店ではご注文後に商品のお手入れしております。
ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。

お問い合わせ先

アンティークフレックス
電話:0748-83-1161 FAX:0748-83-1184
メール: info@flex-antiques.com

フランスアンティーク アールヌーボーキャビネット 65134

商品番号 65134

市場参考上代748,000円
業販価格440,000円(税込)

在庫数:1

数量
商品についてのお問い合わせ
お気に入りに登録 お気に入りに登録済み