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品番 |
64492
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品名 |
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開閉式 キャビネット
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原産国 |
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フランス
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材質 |
オーク材
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年代 |
1900年頃
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サイズ |
横幅:121cm 奥行:46cm 高さ:100cm(棚時139cm)
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商品について |
開閉式の天板になった、非常に珍しいキャビネットです。
天板をあけると、組み立て式の棚と大理石の天板が出てきます。
私自身アンティーク家具に関わって20年以上になりますが、ほぼ初めて見たようなお品です。
もともとは大理石の天板を持つキャビネットはキッチンで使われていたそうです。
木製天板だと水濡れに弱いからではないかと思います。
大理石が温度が低く保たれることから、ダイニングで使われるデザートサーバーとして使われるようになります。
それまでは大理石の天板はキッチン以外ではあまり好まれなかったようです。
おそらく19世紀のルネサンスリバイバル期の頃の話だとは思うのですが、詳しくはわかりませんでした。
そんな過渡期の頃にこうした開閉できるものが作られ、後世のこの時代にもわずかに残っているのでしょうかね。
使い分けができて便利そうなので、もっと作られていても良かったのにと思ってしまいます。
こうした面白い家具が作られるのもアンティーク家具の魅力と言えるのではないでしょうか。
大量生産のものが多い現代では考えにくい、実験的とも言えるお品ですよね。
天板をあけると左右方向にたたまれた土台(脚)部分と、上下方向にたたまれた棚板部分とが天板裏に取り付けられているのが見えます。
土台部分は左右に開くだけ、棚部分は金具で止められているので、そのロックを外してあげると棚になります。
その後何かで固定するわけではないので、天板の上に乗っているだけのような状態になるのですが、壁付けに設置されると思いますので、実用上は問題ないかと思います。
これくらいの天板高で、上には引き出し、下は棚になったような家具はサーバー(サービングキャビネット)とも呼ばれます。
この場合は大理石の天板なので、前述のようにデザートサーバーと言えますかね。
ダイニングセットでも収納棚としてのキャビネットとは別にこうしたサーバーがついていることもあります。
お給仕をするためだけの家具と考えると、なんとも優雅でアンティーク家具らしい感じがしますね。
前面の彫刻も魅力です。
引出しの取っ手は植物の枝の彫刻が取っ手になっています。
優雅な雰囲気でアンティークらしい雰囲気がありますよね。
前柱部分にはそれぞれに人が彫刻されています。
どちらの人もズボンのすそを上げているように見えます。
水夫か漁師のような人でしょうかね。
大理石にひび割れ、天板にニスハゲ、天板や所々に少しのニスハゲがありますのでお写真でご確認ください。
※動画は画質が劣化してしまうため、お色につきましてはお写真をご参照ください。
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送料例 |
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安心のメンテナンス |
当店ではご注文後に商品のお手入れしております。
ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。
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お問い合わせ先 |
アンティークフレックス
電話:0748-83-1161 FAX:0748-83-1184
メール: info@flex-antiques.com
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隠された大理石 天板開閉式のキャビネット 64492
商品番号 64492
市場参考上代646,000円
業販価格380,000円(税込)