56473

カウンター

イギリス

オーク材

1920年頃

幅155×奥55×高94cm

左右がラウンドした形状が特徴的なサイドボードの背板を取り外し、カウンターにしたものです。
天板が長方形になったものが圧倒的に多く、こうしたデザインであることで、どことなく優しい雰囲気もあります。
当店でも数年ぶりの入荷になるかと思います。
テーブルやチェアなどとセットになった、ダイニングスウィートで見かけることも多く、美しいオーク材の杢目を見るだけでも良いお品であることがうかがえます。
イギリスアンティーク家具らしいかっこよさがありますよね。

サイドボードとお店のカウンター(レジカウンター)にしたいというお声をいただくことがあるのですが、構造的や強度の問題からそうした加工は受けておりませんでした。
加工後の姿をイメージしていただければ参考としてカウンターへの加工をしてみました。
サイドボードの構造によってできることとできないことなどがありますが、サイドボードの背板抜き作業をご希望の場合は事前にご相談ください。(加工代は3万円くらいです)
引き出し部分も前側からは引き出しのように見えますが、後ろ側からは棚として使えるように改造いたしました。
扉も前からは開かないようにしております。
背板が外れることで多少剛性感は下がりましたが、レジカウンターとしての実用強度は十分だと思います。

天板ふちなどの細かな彫刻や、高低差のある引き出し前面などの装飾、それぞれがシャープできりっとしています。
こうした部分の質の高さが、自然と良いものであると感じさせてくれます。
目が肥えていないとかアンティーク家具は初めてというお客様でも、良いものを選ばれることが多いのはそういうお品の良さを自然と感じるからなのかなと思います。
個人的に面白いと思うのは、脚(柱)の装飾部分です。
ブルボーズレッグやツイストなど様々なデザインがありますが、下が葉っぱで上の球体を支えるようになったあまり見ないデザインです。
「こういうデザインもあるのね」と、思わずうなってしまいました。

良いものほど大型化する傾向があり、イギリスアンティーク家具のサイドボードとしては少し大きめですが、極端に大きくはないサイズ感もポイントです。
お客様をお迎えする位置に配置することも多いカウンターをアンティークな雰囲気で演出するのはいかがでしょうか。
十分な存在感はお店の雰囲気をぐっと引き締めてくれると思います。

天板はニスの再塗装がされています。
両側面下部にひび割れがありますのでお写真でご確認ください。

送料区分：Eランク　(クロネコヤマト・ホームコンビニエンス)
開梱設置・梱包資材の処分を含む配送方法です。

送料例：関西および愛知県 16,000円・東京都神奈川県など関東 17,000円・福岡県 21,000円

配送について詳しくはこちらをご覧ください。

当店ではご注文後に商品のお手入れしております。
ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。

アンティークフレックス
電話：0748-83-1161　FAX：0748-83-1184
メール：　info@flex-antiques.com