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モンクスベンチ

イギリス

オーク材

1910年頃

テーブル時 横幅：125cm　奥行：52cm　高さ：80cm
ベンチ時 横幅：125cm　奥行：55cm　高さ：99.5cm(座面高49cm)(内部深さ38cm)

美しい彫刻と本物アンティーク家具ならではの味わいも魅力のベンチテーブル(モンクスベンチ)です。
モンクスベンチとはテーブルとベンチと収納が一つになったもので、修道士(monk)が使っていたことが起源とされているのでそのように呼ばれています。
実際にテーブルとして使える状況は限定的かもしれませんが、多機能であることに不都合はないですし、なによりアンティーク家具らしさを感じさせてくれるように思います。

モンクスベンチの入荷は数年ぶりになるかと思います。
すごく珍しいということでもないのですが、納得のデザインのお品となると気づけばそうなっていました。
モンクスベンチのひじ掛け部分は獅子がモチーフとなっていることも多く、このお品のような落ち着いた雰囲気を持つお品は意外と見つからないですかね。
ゴシック調で植物などをモチーフとした彫刻が多いですかね。
そうした中でこうした彫刻モチーフであるところも珍しいところだと思います。
図案もそうですが、少し荒っぽいような独特の風合いがまた味わい深いですよね。
これもまたアンティーク家具らしさを感じさせてくれるところだと思います。
背もたれ中央の紋章のような彫刻には”MANU FORTI”の文字が。
調べてみたところマカイ族(Clan Mackay)というスコットランドのハイランド地域などをルーツとする氏族の紋章で用いられる言葉(motto)だそうです。
専門的な知識があるわけではありませんが、スコットランドとかハイランドとか聞くとそれだけで感慨深いというか、浪漫を伴った心のざわめきが私自身には沸き上がります。
土台部分の側面にまで彫刻がされていて、良いものであることがうかがえます。
背もたれとひじ掛けの接合になった曲線的なパーツ部分のデザインもかっこいいと思います。
この部分にまで意匠が凝らされているのは意外と少ないです。

サイズ感も一つのポイントだと思います。
アンティークのベンチでは外寸の横幅100cm前後くらいのものが多く、それ以上となると極端に大きくなる印象です。
100cmでは2人掛けとしては少し狭いかなという感じでしょうかね。
このサイズだからこその存在感もほどよい感じと言えるかと思います。
なかなか見つからない存在感と味わいのお品をぜひご検討くださいね。
イギリスアンティーク家具らしいカッコよさが空間を引きしてめてくれると思います。

天板にニスハゲとキズと角にカケ、座面に合わせ目のすき間、ひじ掛けにひび割れと補修跡、収納部底板にすき間がありますのでお写真でご確認ください。

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ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。

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