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カップボード

イギリス

オーク材

1900年頃

横幅：140cm　奥行：53cm　高さ：195cm(天板高91cm)

落ち着いた色のカップボードです。
カップボードの収納部分(土台部分)は引き出しと扉で構成されていることが多いのですが、扉だけとなっていることで長めの脚になっていて重厚過ぎない存在感です。
上の棚部分にも扉がついていることで実用面だけでなく、デザイン的なポイントの一つになっていると思います。

随所に施された彫刻が貫録と高級感を感じさせてくれます。
アンティークと呼べるような年代のカップボードの中でも、これだけの年代のお品は希少なものと言えます。
買い付け時には年間に1台見るかどうかくらいでしょうか、その中でデザインや状態、お値段的に納得して買い付けてくるものとなると数年に1台くらいになると思います。
5年以上は買い付けできていなかったように記憶しています。
古く良いものほど大型化する傾向のあるアンティーク家具の中で、高さが2メートル以下であるところも魅力です。

上の棚部分がアーチ状になっているのも良いですよね。
上の扉は鳥をモチーフとした彫刻、下の扉はグリーンマンと呼ばれる精霊信仰をあらわしたものとされヨーロッパでは紀元前からある伝統的なモチーフです。
こうしたスタイルは、ウェールズやスコットランドなどでよく見かけるものです。
ケルトの文化を伝承したものだと思います。
地方差があるのも画一的な現代家具にはないアンティーク家具の魅力と言えるかもしれないですね。
背板などにも無垢材が使われていることからも良いお品であることがうかがえます。
これぞ本物アンティークと言った風格がありますよね。
リビングの飾り棚やお玄関などにいかがでしょうか。

上下に分割できるので搬入も問題ないかと思います。
無垢材ゆえの収縮などによるすき間などはありますが、年代を考えれば十分に状態の良いお品だと思います。
右側面にひび割れ補修、天板にニスハゲとキズ、扉内背板に合わせ目のすき間、所々にニスハゲがありますのでお写真でご確認ください。

送料区分：Eランク　(クロネコヤマト・ホームコンビニエンス)
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当店ではご注文後に商品のお手入れしております。
ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。

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