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品番 |
59175
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品名 |
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カップボード
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原産国 |
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イギリス
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材質 |
オーク材
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年代 |
1920年頃
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サイズ |
横幅:138cm 奥行:50.5cm 高さ:184cm(天板高84cm)
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商品について |
ダークカラーのカップボードです。
上部分には奥行きの浅い開口棚(飾り棚)、下部分は扉などの収納部分となっていることがほとんどです。
そうした中ではカップボードとしてはかなり例外的なお品だと思います。
横幅としてもあまり見ないものと言えますかね、サイズも個性的だと思います。
脚のデザインもツイストが多い中で、シンプルながらも特徴的なデザインだと思います。
アンティーク家具らしい重厚感を感じさせてくれるたたずまいも素敵ですね。
まず全体的なレイアウトの珍しさなのですが、カップボードの定番的なレイアウトとは異なる点がいくつかあります。
棚板自体は2枚(3空間)というのはこのお品を含めてカップボードほとんどがそうですね。
お皿を立てて飾る場合が多いのでこれくらいの空間高は必要になるからだと思います。
このお品は2段のうちの下の棚板が内側にえぐれたようになっています。
何か背の高いものを置きたかったのでしょうかね、カップボードの棚では珍しい形状だと思います。
観葉植物やテーブルランプなどを置くには良いかと思います。
上の棚に扉がついたカップボードは現地では10台に1台くらいは見るくらいでしょうか、その中でも扉に高さがあり、この位置に配置されているものはさらに少ないものになります。
土台部分の収納は扉のみや扉と引き出しで構成されていることがほとんどですかね、引き出しのみになっているのも珍しいところです。
こうしたレイアウト面での差異が実用面での違いだけでなく、デザイン的な差につながっているというのも改めて考えてみると面白いですよね。
引き出しの前板(取っ手が付く面)は1枚の板で構成されていることが多く、板全体を装飾することも可能です。
1段を深くしすぎると(たくさんものを入れて重くしすぎると)引きおもりしやすくなるために、極端に深い引き出しというのはアンティーク家具ではまず見ないです。
上からのぞくので内容物が見やすいというのが大きな特徴ですかね。
対して扉は基本的には四方の木枠とその内側にはそれより薄い板を使うことが多く、枠部と中の板との間に段差が生まれることになります。
高さが極端に低くなると奥まで見えなくなるので、ある程度の高さが必要になると思います。
瓶やグラスなどの背の高いもの(揺れやすいもの)は引き出しには収納しづらく、扉や棚に収納するのが良いかと思います。
こうした点はレイアウトというよりも構造的な違いといえるかもしれないですが、これも実用性とデザイン(印象)とが密接にかかわっている例の一つですかね。
どちらがついているとしても剛性としては開口部を広くすればするほど頼りなくなってしまうのは家具だけでなく例えば段ボール箱も同じですよね。
わざわざ言葉にしなくても多くの方が感覚的に理解されているかとは思いますが、誰かの気づきにつながればと文章化してみました。
なんとなくそんなことを考えさせてくれる面白いお品だと思います。
ちょっとこのお品の説明とは離れ過ぎてしまったので、駄文はほどほどにしておきますね。
上の扉の構造も面白くて、前述のような枠になっていないのも現品を見て特徴的だなと感じた点でした。
ごくまれにテーブルの天板で見かける構造なのですが、同じような厚みの板を組み合わせて1枚の板にしてあります。
扉の裏が写ったお写真をご覧いただくと、上下部分は木目の方向が左右方向、中段部分は上下方向になっているのが確認できるかと思います。
これは反り防止や各部が収縮した場合でも問題ないようにこのように作られているのですが、扉がこの造りになっているのはあまり見ないですね。
だからこその特徴的なデザイン(枠による段差のほぼないデザイン)になっているも面白いですね。
前脚(柱)が3本である点もデザイン的にも大きな特徴だと思います。
これも引き出し1段であるために脚が長いことが関係していると思うのですが、構造の話はもう控えますね。
細めの脚で下部分に棚板がついていないすっきりとしたデザインになっているのはこの3本脚である点が関係していると思います。
前脚付け根部分が緩やかなアーチ形状になっているのもかわいいですよね。
柱のような脚のデザインとも良く合っていると思います。
かなりしっかりと作られていて、長い年月使えるように作られているのだと思います。
引き出し底板にも厚みのある無垢材が使われています。
アンティーク家具らしい個性、アンティーク家具らしい味わい、アンティーク家具らしいこだわりなどアンティーク家具の魅力いっぱいのお品だと思います。
上下に分割できるので搬入も問題ないかと思います。
天板にニスハゲとひび割れがありますのでお写真でご確認ください。
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送料例 |
送料区分:Eランク (クロネコヤマト・ホームコンビニエンス) 開梱設置・梱包資材の処分を含む配送方法です。
送料例:関西および愛知県 16,000円・東京都神奈川県など関東 17,000円・福岡県 21,000円
商品保全上、複数個口でのお届けとなり、組み立てが必要になります。
配送について詳しくはこちらをご覧ください。
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安心のメンテナンス |
当店ではご注文後に商品のお手入れしております。
ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。
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お問い合わせ先 |
アンティークフレックス
電話:0748-83-1161 FAX:0748-83-1184
メール: info@flex-antiques.com
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レアな横幅レアなレイアウト イギリス アンティーク家具 カップボード 59175
商品番号 59175
市場参考上代337,000円
業販価格198,000円(税込)