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ブックケース

イギリス

オーク材

1920年頃

幅：98cm　奥行：36cm　高さ：133cm

どっしりとした存在感のブックケースです。
彫刻は控えめと言えるでしょうか、中央上部にアクセント的に配されています。
少しの差ではありますが棚板に厚みがあり、背板にも柱が入っているなど、良いお品であることがうかがえます。
落ち着いた色も素敵ですね。
扉部分のデザインもシンプルと言えるもので、イギリスアンティーク家具らしい上品さがあるように思います。

当店では、ガラス扉がついていて、比較的薄型で、側面と棚板が木製のものをブックケースと呼んでおります。
キャビネット類、収納家具類の中でもブックケースは横幅や高さが非常に様々なお品だと思います。
奥行は30cm前後から大きく変わるものは少ないですが、サイズやデザインは本当に多様だと思います。
幅90cm前後、高さ130cm前後の中型タイプと、幅100cm前後、高さ200cmの背高タイプが比較的よく見かけるでしょうか。
この範囲に入らないものもの本当に多数あります。
余談ですが、改めてブックケースのサイズ感と希少性を考えると、扉が横に3枚並んだ横長タイプを見なくなりました。
定番と思っていたものも、年々見つけづらくなっているんだなと再確認しました。
このお品は中型タイプに入るものではありますが、脚が短めのどっしりタイプは見つからない年もあるほどですかね。
サイズは定番的ですが、お品としてはなかなか見つからないものだと思います。
このどっしり感に魅力を感じておられる方はぜひこの機会にご検討下さいね。

ブックケースは飾り棚としてお探しの方や、導線上あまり奥行がない薄めの方が好ましい方などに人気ですかね。
店頭やお電話でお話をうかがっていると、本以外のものを収納予定の方もしばしばいらっしゃいます。
A4ファイルや大きめのお皿も入れるような食器棚にお考えの方もいらっしゃいますが、奥行的に難しいものがほとんどですかね。
そうした場合は、ワードローブに棚板をお付けする事が多いですかね。

このお品は少し奥行きがあり、内寸を測ったところ、扉内奥行きは27.5cm(棚板奥行きは24.5cm)でした。
ファイルのサイズによってはA4ファイルも入りますかね。
その場合は上下の棚板は外して中央の1段だけになるかと思います。
扉内高さが98cm、板厚が1.5cmなので、空間的には30cm間隔も可能なのですが、棚板調整穴がその位置には開いていませんでした。
30cm間隔ご希望の場合は、別の金具で弊社にて固定しますので、ご注文時にご相談ください。

扉にはアンティーク調の取っ手をお付けしております。
天板にニスハゲ、棚板が1枚だけ異なる、右側面と背面に虫くい跡がありますのでお写真でご確認ください。

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当店ではご注文後に商品のお手入れしております。
ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。

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