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サイドボード

イギリス

オーク材

1920年頃

幅：138cm　奥行：49cm　高さ：116cm(天板高96.5cm)

わずかに飴色がかったような、ミディアムカラーのサイドボードです。
イギリスアンティーク家具らしい落ち着きがあって、お部屋を引き締めてくれそうですね。
前脚のツイストも魅力です。

アクセント的に配された彫刻は細やかでシャープさがあります。
木目のつまったオーク材の杢目や起伏のある装飾など、ワンランク上のお品であることがうかがえます。
取っ手金具のデザインにも上品さがあるように思います。
ことさら華やかであったりすることも無く、それでいて一目でアンティーク家具とわかるこだわりのデザインは、イギリスアンティーク家具らしい魅力だと思います。
どこかに特筆すべき強い個性があるわけでもなく、それでいてそれぞれの家具にそれぞれの個性を感じるのは不思議な気さえしますね。

アンティーク家具の魅力と言えば、まずはデザインと味わいではないかと思います。
彫刻によるデザインや、様式など特徴的な造形を持つもの、装飾やお色も様々です。
年月を経ても使えるようなしっかりとした材質やメンテナンスのできる構造であることで長く使われ、その歳月による経年変化も楽しみであり魅力だと思います。
デザインだけでなく造りが良いからこそ今も使えると言えます。
アンティーク家具に詳しくなくても、直感的に素敵だと思える部分とも言えるでしょうか。

あとはサイズなども含めた、手作りであるということでしょうか。
現代家具のような大量生産ではなかなか思うようなサイズが無い中でも、アンティーク家具であれば例外的なお品が色々とあります。
大小の家具屋さん(キャビネットメーカー)が色々あり、注文に合わせてアレンジを加えていったのだと思います。
当時の発注者が必要とした限定的な用途は、中にはその本人にしかわからないようなものさえあります。
私どもとしても、アンティーク家具では本当にいろいろなサイズがあるなと感じることもしばしばです。
それを今の生活や用途に合わせて使いこなすのも楽しみですよね。

アンティーク家具ならではの魅力はいろいろとあるかと思いますが、私が思うところとしてはこんなところでしょうか。
写真では伝わりづらい、雰囲気というか空気感も魅力だと思うのですが、文章化が難しいですね。
アンティーク家具のどこに魅力を感じるかは人それぞれですよね。
いろいろ勉強することにより楽しめるかもしれませんが、もの選びって結局は直感で選ぶ方が幸せになれる気がします。

イギリスアンティーク家具としては王道とも言えるような存在感は、初めてのアンティーク家具にもおススメです。
アクセント的に小さめの家具を取り入れるのも良いのですが、こうしたサイズならではの存在感と実用性も魅力があると思います。
ほかにアンティーク家具を買い足すときにも、このデザインであれば相性などで選択肢を狭めることなく選べるかと思います。

天板にニスハゲ、左扉内右側板にひび割れがありますのでお写真でご確認ください。

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当店ではご注文後に商品のお手入れしております。
ぐらつきがないか、引き出しや扉の開閉チェックなど、経験豊富なアンティークのプロが丁寧にメンテナンスします。
お掃除やワックスがけ、足裏フェルトの貼りつけまで行いますので、受け取ったその日からお使いいただけます。
再販売されるようなプロの業者様も納得のメンテナンスですので、実用面でも安心してお使いいただけますよ。

アンティークフレックス
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